弱点部位こそ脂肪が乗りやすい【ボディビルと減量】

この記事を書いた人

プロフィール写真

おおはらゆういち(パクチー大原)

1994年福岡県生まれ。「筋トレ仲間が欲しい」と思い、早稲田大学に入学。早稲田大学のボディビルコンテストで優勝し2016年度ミスター早稲田となる。卒業後は不動産の営業→フリーランスのトレーナーになる。現在は島根県の山奥で【筋トレ村】を作りつつセミリタイア生活を送っている。

f:id:OHR:20190519005838j:image

はい、おなっす。福岡市中央区でパーソナルトレーナーをしているパクチー大原です。

今回も前記事の続きで佐藤茂男さんのパーソナルトレーニングを受けた際に学んだことを紹介していきたいと思います。前記事を読んでない方はこちらをどうぞ。

www.pakuti-ohr.com

今回紹介するのは「弱点部位こそ脂肪が乗りやすい」ということです。

え?部分痩せとか不可能で、均等に脂肪がおちていくんじゃないの?と思われるかもしれませんがそうではありません。

脂肪は基本的に動かさない部分につきやすく、普段よく動かしている部分にはつきにくいのです。例えばウエスト周りに脂肪が今ついている人でも、ウエストに乗っている脂肪の厚さと、前腕に乗っている脂肪の厚さは明らかに違いますよね?

エスト部分は基本的に動かすこことをしないため、脂肪が乗りやすく、基本的に毎日頻繁に動かす前腕やふくらはぎなどは脂肪が乗りにくいのです。

このロジックとしては頻繁に動かす部分は血流の流れがよく、脂肪を分解するホルモンなども頻繁にその部位に運ばれやすくなり脂肪がつきにくくなるのですが、あまり動かさない部分は血流の流れが悪く脂肪を分解するホルモンが流れにくいため脂肪がつきやすく、ダイエットした場合でも一番動かしていない部分に最後まで脂肪が乗りやすくなるのです。

この現象をボディビルやフィジーク競技での減量に当てはめてみると、腹や腕のカットは見えるけどお尻やハムストリングのカットが見えない、弱点部位だけ絞れて見えないという現象に出くわすと思います。

これもまた前述したロジックで説明でき、自分の弱点部位はトレーニングがあまりうまく行えていない場合が多くしっかりと筋肉を動かせていない&血流ほかの部位よりも良い状態ではないためそこの部分だけ絞れないのです。

これを改善する方法としてはそこの部分の弱点を克服すること(筋量を動かすこと)、頻繁に動かすことの二つが挙げられます。

弱点を克服することに関しては私も最初の減量当時はハムストリングのカットが全く見えなかったのですが、トレーニングを重ねるうちに連れてカットが見えてくるようになったため、単純に筋量を増やすことも絞れてみえるかどうかに影響しれ来るのだなと感じています。

頻繁に動かす方法は佐藤茂男さんも採用しているようで、脂肪の乗りやすい、最後までカットが出にくいお尻は週に二日鍛えるようにすることで血流の流れをよくしているとのことでした。減量の最後の最後で絞れない部分が出てきたらそこだけトレーニング頻度を増やしてあげるのも手かもしれません。