私がいきなり仕事を辞めたり、山奥や海外に行ったりする理由

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おおはらゆういち(パクチー大原)

1994年福岡県生まれ。「筋トレ仲間が欲しい」と思い、早稲田大学に入学。早稲田大学のボディビルコンテストで優勝し2016年度ミスター早稲田となる。卒業後は不動産の営業→フリーランスのトレーナーになる。現在は島根県の山奥で【筋トレ村】を作りつつセミリタイア生活を送っている。

結論から言うと、快適に生きる上での選択肢を増やしたい。

私がこの動機を元にトレーナーを辞めたり、山奥で暮らしたり、さらには海外に行くほど行動をするようになったきっかけは会社員時代の経験にあります。私は会社員を辞めてすぐに以下のブログを書きました。

【過去記事】会社辞めてフリーターになりました。
(以前別のブログで書いた会社員からフリーターになるまでの経緯を載せておきます。)         2018年6月4日を持ちまして1年とちょっとお世話になった、 .....

ざっくりまとめると、「会社が休日の日までパワハラ上司をぶっ殺すことを考え続けた。それほど追い詰められた。マジできつかった。」と言う内容を泣きながら書いたブログです。

ブログの内容は当時書いたものなので、考えが今より未熟な内容もあるかと思いますが、とりあえず追い詰められていた。きつかった。

これほどキツい思いをすることになってしまった原因は、自分が今働いているところ以外で働く選択肢を持っていなかったから。抽象度を上げれば、幸福に生きる上での選択を一つしか持っていなかったから。

会社員を辞めてから数年後の私が筋トレ村やトルコで生活していることを考えるとマジで上司を殺さなかくてよかったなと思うのですが、視野が狭まっている状態だと上司を殺すことが自分が幸福になる上での最適解だと考えるようになっていたのです。

また、会社員時代の私は「いい大学に行って、ちゃんとした企業に入って、その企業で出世することが人生の最適解で、それ以外の道を歩んだ人間や一年目で会社を辞めるような人間は全員落ちこぼれで再起不能になる」と考えていたため、脱サラをすることができずにいました。

そんな私が会社員を辞めるきっかけの一つになったのが、中学、高校の二人の同級生の存在です。

一人目は菅本(通称:ゆうこす)。彼女は中学生の同級生でHKTメンバーとしてアイドルになったもののスキャンダルによって、アイドルを辞めていました。その時点でこのままひっそりと結婚でもして暮らしていくのだろうなと思っていたら、数年後にはモテクリエイターとして人気ユーチューバーになり、現在は自分の化粧品を作ったり事務所まで作る起業家になっていた。

二人目は澁谷(通称:ミニマリストしぶ)。彼は高校の同級生で、大学受験に向けたテストの成績を競い合う仲だったものの、3回浪人生活をしたのちに大学受験を諦め、フリーター生活をしていたところで「こいつは終わったな」と思っていました。しかしながら、私が何も考えずに無駄に大学生活を過ごしているうちに日本における「ミニマリスト」の第一人者として活躍。そして自分のアパレルブランドや書籍を出す起業家になっていた。

私が【真っ当な道】を歩むために苦しい思いをしているのに、身近にいた、いわゆる【ドロップアウト組】が自分よりも成功している。

この矛盾に直面させられたことで「みんながやってる会社員として生きることが真っ当な道であり、幸福を手にする上での唯一の選択肢」というような凝り固まった考えを改める必要性に迫られたのです。

「もっといい選択肢が実はあったんじゃないか、他の生き方がよかったんじゃないか?」

それを確かめるまず最初の手段として行ったのが、勤めていた会社を辞めることでした。私の場合はですが、それがめちゃくちゃよかった。「あの会社に行く必要が、あの上司に会う必要がない!なんて幸せなんだ!もっと早くこの選択肢を知っとけばよかったのに!」

このような脱サラによる一種の成功体験を手に入れたことで脱サラ以外にも様々な選択肢を手に入れる行動に拍車がかかったのです。

「ここは生きづらいな、じゃあ、あそこに行くか」「この仕事がダメになったな、じゃあ、あの仕事をするか」「ここのコミュニティとは合わなくなったな、じゃあ、あそこに行くか」といったように仕事、住居、人間関係、余暇の過ごし方の選択肢を多く持っていればいるほど、その時のベストな手段を選ぶことができ、心理的余裕も維持することができる。

ですから普段の私は、安定して稼げていたフリーランスのトレーナーを辞めてネット収入だけで生きようとしてみる、新しい考え方・より良い考え方を手に入れるために本を読む、変わった人に会う、自分の食べたことのない料理を食べてみる、暮らしたことのない場所で暮らしてみるといった行動をとっています。

このような私が日常的に行っている行動は「自分が生きる上でよりより選択肢を見つけたい、特に会社員時代のような苦しい経験をしたくない」とい思い根本的な動機としてあります。

というわけで、山奥で暮らしてみたり、海外で暮らしたりしているのも自分の中の選択肢を増やすための一環です。

私が自分の選択肢を増やす行動を行い、それを見せるなかで、過去の私のように一つの考え方や働き方に縛り付けられている人が、新たな選択肢を見つけられるきっかけになればいいかなと思っています。

過去の私に言いたいのですが、自分の幸福を手にする(成功を手に入れる)ための選択肢は多様にあるので、いきなり「これが永遠に変わらない最適解だ!」と決めつけるのではなく「今のところこれが最適解だけど、状況によって最適解は常に変わる。だから、その時々の最適解を見つけるための材料集めを常にしておこう」と思うようにしてもらいたい。

そんな感じです。自分が幸せに生きる上での選択肢をたくさん持っておくようにしたいですね。

というわけで今回は以上!オロっす!