はい、おなっす。福岡市中央区でパーソナルトレーナーをしているパクチー大原です。
今回は割烹居酒屋をやっている料理人の方から聞いた鶏むね肉をおいしく焼く方法をご紹介したいと思います。
焼く方法教えてあげるよと言われたときは「いやいや、そこまで柔らかくなりまへんやろ~」と思っていましたが実際に食べてみると想像の二段上をいかれたので現在ハマって作っています。
それでは早速作っていきましょう。
■鶏むね肉の切り方
おいしく焼くためには鶏の胸肉の切り方から重要になってきます。
鶏の胸肉は一つのかたまりだと楕円状になっており厚い部分とそうでない部分があります。そのアンバランスをなるべく無くしてあげるようにこの上の写真の鶏の胸肉を
このように切っていきます。そこまで均等という感じではありませんがこんな感じでいいです。
結構な厚みがありますがこの厚みが鶏の胸肉を柔らかくジューシーに仕上げるポイントなんです。
■鶏むね肉の焼き方
さてこの鶏の胸肉の塊を焼くわけなんですがまず熱したフライパンに鶏の胸肉を載せていきます。この時の火加減は中火にします。
ここでまたポイント!ひっくり返すときのポイントは鶏の胸肉の厚さに対して1/5くらいところが変色しはじめたら鶏の胸肉をひっくり返すのです。
ひっくり返したら火を止めてフライパンに蓋をして10分ほど待ちます。
10分だとYOUTUBEでも見てるとすぐに時間が過ぎます。
え?これじゃあまだまだ生のままなんじゃ、、、と思うかもしれません。
いい反応です。レッツショウタイム☆
10分後、蓋を開けます。
ここでポイントですが中が生すぎると手で鶏むねを押したときに完全に生っぽい柔らかさがを感じることができるので、もし完全に生っぽかったら下の写真のように汁を10秒ほど沸騰させてからまた鍋の蓋をしめて5分ほど待ちます。
火をかけてから10秒ではなく沸騰が始まってから10秒です。これ以上長く加熱してはいけません。異性の人を振り向かせるには焦ってはいけないのです。やるべきアプローチをしたら後は待つのみ。人事を尽くして天命を待ちましょう。
さて完成です。手で押してみるとあなたが想像する鶏の胸肉を焼いたものよりはかなり柔らかくまだ生かもと思ってしまうかもしれませんがそれでいいんです。中にじっくり火を通していく方法だと鶏の胸肉の水分が抜けず柔らかくジューシーなハムのようになるのです。
まだなれないうちは包丁で切りながら確認してみるとよいでしょう。恋人との良好な関係は一夜にしてならず。試行錯誤を繰り返しながら、葛藤を繰り返しながら鶏むねを焼いていくと聞こえるんです。「もう焼けたよって。」、、、。
さて包丁で切って断面を見てみましょう。
「おお、いとしいしと、、、」
なんてジューシーな断面なのでしょうか。ギリギリ中に火が入ったか入ってないかの状態の鶏の胸肉の断面は「ふつくしい。」
腐った匂いのする鶏の胸肉をあなたが使っていない限りは食中毒のリスクはほぼないです。ちなみに料理人の方から作っていただいた鶏の胸肉の断面はこんな感じでした。
重曹に漬け込んだ鶏の胸肉は柔らかくて早くて革命的なんですが、この焼いた鶏の胸肉には焼いた鶏むね肉にしかないジューシさ、うまさがあるのです。
鶏の胸肉を漬け込むのを忘れた!多少の時間はある!うまい鶏むね肉が食べたい!
という方はこの焼き方に挑戦してみてはいかがでしょうか。あなたが持っている「焼くだけの鶏むね肉の常識」が変わります。
ちなみに一応ぎり火を通したという加減の出来なので作った直後か作ってから三時間以内には食べるようにしたほうが良いです。お弁当として長時間持ち歩くなら重曹につけてしっかりと焼いたものにしたほうが良いです。
■おススメの調味料と付け合わせ
料理人の方から教えてもらったおススメの組み合わせは塩コショウをかるーく振り、醤油を少し垂らすものです。食べてみましたがうまい!ありがとう!感謝!
玉ねぎと鶏の胸肉の組み合わせが非常に良いそうで鶏の胸肉と玉ねぎの輪切りを一緒に焼いて食べると各段にうまくなるんだとか。
これはまだ試してないので今日にでもためしてみます。
■まとめ
いかがでしたでしょうか。まだ実際に食べてないあなたは信じられないかもしれませんがこれは事実なんです。これさえあればあなたはもっと幸せになれる!さぁこの「魔法のフライパン」をいまなら三十万円で!
という茶番はよして、ほんとにうまいので試してみてください。うまければ当日、二日もあればおいしく焼けるようになります。