この記事は前回の記事の続きです↓
セミリタイアとは何か?
一般的に使われているセミリタイアの定義は以下の通りです
「貯金や資産をため、仕事を定年退職する前に退職をして、自由な生活の片手間で収入を得る。メインの仕事を退職して自由の生活の片手間で収入を得る」
後ほど紹介する私が現在行っている
セミリタイアはこの定義を少し変えて、
今すぐにでも実践できるものにしていますが、
この一般的に使われている
セミリタイアの定義を見ると
自分にはハードルが高そうだと思いますよね?
貯金や資産を数千万円ためて、
株式投資でも収入を得て、なおかつ、
その資金をためるまでの期間は
ひたすら自分の生活を忘れて
仕事やお金の為に頑張り続ける。
もっと早くできないか?
そもそも自分のやりたいことをやるために、
メインの仕事をやめる必要があるのか?
資産を数千万円ためる必要があるのか?
セミリタイアして、自分の仕事もしっかりする中で
、やりたいことをやる生活ができないのか?
そもそもの前提を疑ってみると、
セミリタイアのハードルはより下がってきます。
具体的に私がどのような
セミリタイアをしているのかを説明する前に、
次の項ではセミリタイアによって
得られるもの、失うものを明確にして置きます。
セミリタイアをする必要があるのか?
仮に読者の方が
セミリタイアできる状態になったとしても
そもそもセミリタイアを
する必要があるのか考えてみましょう。
何のためにセミリタイアをしたいと思っていますか?
現在の仕事内容が自分に合っていない
だけであれば違う業種に
変えるだけでの良いかもしれませんし、
会社帰りに少しだけ
自由な時間が欲しいのであれば、
同じ業種の、残業が少ないところに
転職するだけで良いかもしれません。
自分の求める幸福はセミリタイアでしか
得られないものなのでしょうか?
セミリタイアで得られるもの
セミリタイアによって得られるものは
「自分の幸福を犠牲する場所と時間に縛られた生活」
からの脱却です。
仕事が楽しければ別ですが
楽しくない仕事をして、通勤に時間を使って、
華金はストレス発散の為に居酒屋でお金を使って
休日は疲れ果てた体力を回復させるために寝る。
自分のやりたいことは老後にやろうと後回し。
このループから脱却して場所に縛られず、
「様々な場所に行きながら生活をしてみる」
「家族との時間を十分にとれる生活をする」
「自分の趣味に没頭する生活をする」
セミリタイアはあくまで
幸福を最大化するための手段の一つですが
仕事の為に自分のやりたいことや
時間を犠牲にしない人生を送ることができます。
セミリタイアで失うもの
次にセミリタイアで失ってしまうものを明確にしておきましょう。
仮に、『一般的に認識されている
セミリタイアの定義通りの』
セミリタイアを行うと失うものは以下の通りです。
・メインの仕事の収入
・会社から給料をもらい続ける生活
・人と同じ生活
セミリタイアをする上でのこまごまとした
不安要素はほかにもありますが、
最も大きな不安要素はお金のはずです。
このお金の不安があるから、
40-50代までお金をためつつ
株式投資や不動産投資をして資産をためて、
そこからやっとセミリタイアをする
戦略をとる人が多いのです。
しかしながら、
「40-50代まで待ってられない!」
「なるべく早くセミリタイアをしたい!」
「でもお金のことが不安!」という方のために
なるべく早くセミリタイアをする上で
お金の問題をどのように解決していくのかを
最初に考えていきましょう。
もっと早くできる【セミリタイア2.0】とは?
繰り返しになりますが
一般的なセミリタイアの定義は以下の通りです。
「貯金や資産をため、仕事を定年退職する前に退職をして、自由な生活の片手間で収入を得る。メインの仕事を退職して自由の生活の片手間で収入を得る」
この一般的なセミリタイアの定義は
過去の人たちは仕事や働き方の選択肢が少なかった
ことが前提にあります。
働き方や収入を得る手段が少なかったので
時間と場所に縛られない生き方を送りつつ
最低限の収入を得るためには
30-50代まで人と同じ働き方をしつつお金をため、
そのお金で不動産投資や株式投資をして
お金を得る方法が最適でした。
しかしながら、現在は違います。
働き方の種類や収入の得方も多様化しているため、
自分の時間を確保しつつ収入を得る上で
株式投資や不動産投資、
数千万円の貯金をする必要がありません。
コロナによる不幸中の幸いによって、
限られた人しかやっていなかったリモートワークも
普及し始めています。
セミリタイアをする方法は5パターンあるのですが、
その内の一つである会社員をしながらリモートワークが
できるようになり、場所に縛られない生き方を
できるようになったらどうなるでしょうか?
通勤時間がなくなる分だけ
自分の時間がとれるようになります。
サーフィンがしたければ砂浜から徒歩5分の物件に住み
早朝にサーフィンをしてから、その後に仕事をする。
家族との時間をより長く過ごしたい人は
リモートワークによってずっといられる。
田舎暮らしを楽しみたい人であれば
田舎に住みながら仕事ができる。
通勤の為に失っていた
時間や労力を副業のために使える。
このようにやりたいことをやる上で
最適な仕事を選択し資産や貯金もためていく。
これが今の時代に合ったセミリタイアと言えます。
こう考えるとセミリタイアって
意外と簡単にできそうじゃないですか?
「リモートワークは自分には無理。」
という人であっても実際にリモートワークを
する上で必要なスキルや採用条件を明確にしていけば
「なんかイケそうやん」となるはずですので、
このまま読み進めてみてください。
ここで紹介するセミリタイア2.0は
通常のセミリタイアの定義とは大きくかけ離れており
「そもそもセミリタイアってなに?」
と思ってしまうはずです。
ですが、一般的な
セミリタイアの定義にこだわる必要はありません。
そもそもの前提を疑ったり、
目的と手段をはき違えず、
目的が達成さえできていれば良いのです。
手段と目的を区別し、
自分に合った手段を選択し、
自分の目的(幸福の最大化)を
達成する生き方がセミリタイア2.0です。
次の記事では
セミリタイアをする上で必要なお金、
さらに次の記事では
セミリタイア生活をする上での仕事と収入に
ついて考えていきましょう。