セミリタイアに必要なお金は想像以上に少ない#4

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おおはらゆういち(パクチー大原)

1994年福岡県生まれ。「筋トレ仲間が欲しい」と思い、早稲田大学に入学。早稲田大学のボディビルコンテストで優勝し2016年度ミスター早稲田となる。卒業後は不動産の営業→フリーランスのトレーナーになる。現在は島根県の山奥で【筋トレ村】を作りつつセミリタイア生活を送っている。

【セミリタイアできる条件】

セミリタイアするために外せない条件としては

収入と支出のバランスをとる必要があります。

「収入を上げて」バランスをとるのか、

「支出を下げて」バランスをとるのか

の二つの方法がありますが、

支出を減らすほうが簡単にできるのでまずは、

自分がしたい生活する上で

必要な支出を見直してみましょう。

こういうと

「無駄遣いしないような生活をしている」

「収入が23万あって、貯金は増えてないから、

生活費は最低でも23万必要」

と思っている人がいるかもしれませんが、

「たくさんお金を使っているつもりは

なかったのに、クレジットカードの請求額に驚く」

「たくさんお金を使ってる

つもりはないのに貯蓄が一向に増えない」

という人は多いのではないでしょうか。

少しでも心当たりのある人ならば

不必要な部分にお金を使っています。

本当に必要なことだけにお金を使えるように、

次の項目を読みながら

自分がそれに当てはまってないかどうか

確認してみてください。

【切り捨てていいものを徹底的に切り捨てる】

生活に大した影響を及ぼさないもの、

実際必要ではないもの、

無駄に使っていたものを

リストアップしておきます。

●安いからと何となく買っていたもの

100円の飲料水、500円のランチ、1000円以下の雑貨

単体で見ると安い商品は

本当に必要かどうか考えずに買ってしまいやすいです。

しかしながら、この安い価格の商品の積み重ねによって

支出の合計は大きくなり、

「お金をたくさん使っているつもりはなかったのに、

クレジットカードの請求額が想像以上になっている」

という状態になります。

「この為にお金を使った」という

記憶にすら残っていないものの為に

生活を圧迫して

自分が本当にしたいことに

お金を使えなくなるのは無意味なので

半額や割引といったセールをしていて

「買いたい」と思っても

「もともとこれが欲しいと思っていたのか?」

「安いからという理由だけで買ってないか?」

「これがなくて困っていたのか?」

と自分に問いかけてみましょう。

こう考えると、

「やっぱやめとこう」となるはずです。

●通信費・電気料金

「何となく安心だから」という理由で

携帯を使う際に大手通信会社を利用し、

月1万円ほどもする通信費を払うのも無意味です。

格安SIMであれば携帯の料金が

月3000円で済むところもあるため、

通信会社を乗り換えましょう。

現在では通信速度やサービスも遜色ないため、

無駄に7000円分の差額を

損している状態になっています。

通信会社の乗り換え方法が

わからないのであれば大型電気ショップに行けば

乗り換えまでやってくれます。

電気料金に関しても、電力会社を安いものに

変えるだけで年間2万円ほど安くなる場合があります。

普段の生活の中で数円や数十円安い食料品を

探すよりも、まずはこのような不必要に支払って

いたお金を削減するところから始めてみましょう。

●携帯本体の料金

携帯の機種を買う上でiPhoneや

ほかの人が買っている9-12万円ほどする

携帯をを分割払いで買ってしまう人がいます。

「カメラの性能がいいから」

「データ容量が多いから」といった理由で

買う人もいますが、カメラの性能やデータ容量を

求めるのであれば10万円ほどする機種を買わずとも

3-5万円代で変えるものはたくさんあります。

大手通信会社を使いたくなるのと同様に、

「みんなが使っているから安心」というだけで

商品を買ってしまうと

支出額が膨れ上がってしまいます。

●使用していない月額料金サービス

月額料金で自動購入しているものの中には、

大して使っていないのに、自分の生活を圧迫する

要因になっているものがあります。

結局行かずじまいで払い続けているジム料金、

使っていないのに払い続けている携帯アプリ料金。

このような忘れたまま支払っている

月額サービスはありませんか?

●車

「田舎には車が必須」という

固定観念がありますが、本当に必要ですか?

リモートワークでなければ職場の近く、

スーパーの近くに引っ越したほうが

多少家賃が高くてもトータルで考えると

安上がりになることがあります。

例えば普通車の購入費を除いた

年間の維持費は40万円ほどですが、

この金額は月当たり3万円、

一週間のうちに8千円

タクシーに乗れる計算になります。

「車があると安いものを買いに行けるから、、」

という人がいますが、そもそも車の維持費以上に

安い買い物ができていますか?

スーパーが遠くて車が必須という人でも、

Amazonのような生鮮食品を運んでくれる

サービスを利用しみてはいかがでしょう?

スーパーで買うよりは割高ですが、

車の維持費を考えると

やはりトータルで安くなります。

田舎には車が必要というのは、

あらゆる方法を考えたうえでの最適解でしょうか?

●他人を気にして買うもの

「人が持っているから、自分も欲しがる」

「人に良く見られたいから買う。」

こういった人間の心理をくすぐるモノも

実際には自分にとって必要が無いことが多いです。

「人から良く見られることこそが私の幸福だ!」

という人は別ですが、

人から良く見られたいがために

ブランド物を身に付けたり、お金をかけて

自分を良く見せる必要がありますか?

本当にそのブランドが好きであれば良いのですが、

人より良く見られたいという動機でものを

買えば、自分より良いブランド物や価格のものを

身に付けている人がいればば劣等感を感じますし、

お金が無くなってブランド物を手放した時に

「お金なくなったのかな?」と思われて

さらに不幸を感じる要因にもなります。

そもそも人から見た自分を

そこまで気にしないようにすれば

使う必要のないお金と

それを稼ぐために使う時間を無駄にせずに済みます。

無駄なお金を使わないためのポイント

無駄なお金を使わないための

ルールをあらかじめ設定しておきましょう。

ルールはたった二つです。

一つ目のルールが、

ものを買おうとしている時に

自分が今まで一番たのしいと思ったことを

思い浮かべるのです。

そうすると「今使おうとしているお金は

今思い浮かべた自分の楽しかったこと

やりたかったことを実現するためにつながる

お金になっているのか?」

と考えることになるので大抵の場合は

モノを買うことががなくなります。

この考えを適用すると

自分の未来の為につながる知識や

時間を短縮するものに

お金を使うことになります。

二つ目のルールが

無いから買うのではなく、

いまあるものの中でやりくりするには

どうすればよいか考えること。

例えば車。車が無いと不便という人は、

車がなくても不便ではない状況を作り出すためには

どうすればよいのか考えてみるのです。

そうすると

「移動する必要が無いように引っ越す」

「公共交通機関を使う」

「そもそも自分が移動しなくて

済むように配送サービスを使う。」といった

モノを買わなくても済むアイデアが生まれます。

「今あるものだけでどうすればよいのか?」

を考えたうえでアイデアが思い浮かばず

本当にそれが必要となった場合に

初めて購入するステップに移りましょう。

【シェアをすると必要なお金やリスクは少なくなる】

必要なことにお金を使う際も、

人とモノを共有することを

前提に置くことで必要なお金が減ります。

私の場合だと現在行っている村づくりも、

田舎での生活や古民家に住むといった

体験をしたい人が共同で行うことで、

一人当たりのコストを小さくしています。

一人ならば古民家を探して、

古民家に住んで、必要な器具を用意するのに

数十万円、数十時間かかりますが、

サークル活動のように一つのものを一人で

使うのではなく、メンバーと共同で使えば

大きなお金を必要としません。

当たり前のことを言っていますが、

意外と一つのものを

一人で使っている人が多いように思えます。

他にも例を挙げるなら、

別荘を買うのではなくairbnbといった

物件をシェアできるサービスを使う、

一人で賃貸物件に住むよりもシャアハウスや

シャアルームをして共同で住む、

車がどうしても必要な場合はレンタルする、

服や家電も新品のものを買うのではなく

フリーマーケットで購入し、

不要になればフリーマーケットに出す。

このように一人で一つのものを

使い続けるのではなく、同じ目的を持った

人同士でモノや体験をシェアしたほうが

時間やお金を節約することができます。

家族単位で洋服やものをシェアしている人は

多いと思いますが、その幅を広げて

他の人とモノのをシェアできるようになれば

必要なお金はかなり少なくなるはずです。

【やりたいことを一つに絞って必要なお金を計算してみる】

さて、今までのことを前提にして、

自分が最もやりたいことをやるには

いくら必要になるのか計算してみましょう。

漠然と「これがしたい」と思っている人は、

その中でもどの活動ができれば

最低限満足なのかを決めて

その為に必要な生活費を計算します。

ここで計算したお金が自分が実現したい

生活をする上で稼ぐべき最低限のお金

ということになります。

いくら必要なのかを明確にしておくことで

漠然と「もっとお金がないと」と

不安になることがなくなるので、

細かく計算してみましょう。

私の場合を例に挙げてみます。

私はテレビ番組の「The鉄腕ダッシュ」のような

村づくりがやりたいことの一つにありました。

「村づくり」だと漠然としすぎているので

まずは「田舎の古民家に住む」というところまで

具体的にして、そのために必要な

生活費を計算しています。

私が村づくりをする上で必要になっている

月当たりのお金は以下の通りです。

家賃17500円

税金25000円

水道3000円

光熱費3000円

食費20000円

通信費7000円

交際費3000円

交通費800円

雑費3000円

合計82300円

私が住んでいる物件から

スーパーに行くまでの交通手段は

行きと帰りそれぞれ日に4本ずつ出ている

バスしかありませんが、食料品は基本的に

Amazonを使っているので、

自動車やバイクを持っていません。

Amazonで変えないものがあれば

2週間に1回くらいの頻度で

下山して買い物に行きます。

村づくりをする上で必要な

農機具や作業用具は、引っ越した古民家に

残っていたものを使用しているので

大きな初期費用をかけずに

現在の生活を楽しむことができています。

このようなやりくりの仕方によって

一つの理想的な生活をするために

必要なお金を82300円にまで

抑えることができています。

交際費や衣類を買うお金が増えたとしても

10万円あれば生活をすることができます。

皆さんも無駄なものをそぎ落としたうえで

やりたい生活をするために必要な生活費を

計算すると現在の生活費よりも少ないお金で

済むことが分かるはずです。

理想の生活をするために

必要なお金がわかれば、次に

そのお金をどのようにして

稼いでいくのかを考えていきましょう。

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