インドの筋トレ村。現地に行くと投げ飛ばされた件

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おおはらゆういち(パクチー大原)

1994年福岡県生まれ。「筋トレ仲間が欲しい」と思い、早稲田大学に入学。早稲田大学のボディビルコンテストで優勝し2016年度ミスター早稲田となる。卒業後は不動産の営業→フリーランスのトレーナーになる。現在は島根県の山奥で【筋トレ村】を作りつつセミリタイア生活を送っている。

オロッス!パクチー大原です!@pakuti_ohara

今回はテレビでも時々紹介されるインドの筋トレ村に行ってきたのでその詳しい内容を紹介します!「筋トレ村ってなに?なんで筋トレしてんの?実際の筋トレ内容は?」と疑問に思った方は最後まで読んでみてください!

クラウドファンディングで行ってきた

クラウドファンディングのページ

インドの筋トレ村に行くにあたって、まずはインドに行くための資金調達が必要!なぜならお金がないから!ということでクラウドファンディングを使ってインドに行くまでの資金を集めることにしました。

19人の支援してくれた方のおかげでなんとか、インドに行くまでの資金を集めることができたので、8月出発の航空券をとってレッツゴー!

人生初インドに到着

というわけでインドの首都ニューデリーに到着!私のYOUTUBEをみた登録者の方が過去にインドの日本語教師をしており、生徒だったインド人のラビシュさんに私を案内してもらうよう頼んでくれていました(お二方アザマス!)

インドに到着した日はは時間的にも筋トレ村に行くのは厳しいということで、筋トレ村への出発は明日ということになり、その日は日本の人が止まるサンタナというゲストハウスに泊まりました。お金がないので一人500円で泊まれるホステルはありがたい!

インドの筋トレ村に向けて出発

暑さで二人とも沈黙

翌日、さっそくインドの筋トレ村に向かうことになり、案内してくれるラビシュさんと駅で待ち合わせ。集合するとニューデリーから2回ほど電車に乗り換えて最寄り駅に到着。そこからはインドのタクシーに15-20分ほど乗って筋トレ村に近いといわれる場所に到着しました。

「近いといわれる」というのは英語で調べてもインドの筋トレ村の詳細な場所情報が出ておらず、日本でいうなら「区」の表記しかなかったためそこからは聞き込みによってインドの筋トレ村を探すことになりました。案内してくれる人がいなかったらヤバかったかも。

4-5人に聞き込みをするとなんとかそれらしい場所を聞くことができたため、30分ほどかけて徒歩で移動。この時のインドの熱さと湿度はひどく、若干キレながら目的地を目指して歩いていきました。

筋トレ村に到着!

誰もいない、、

歩いていくと街も人気も少ない(野良牛はいる)自然公園のような所まで来ており、目的地と思われる運動場に到着しました。「到着!よっしゃやっと目的地についた!」と思ってあたりを見回すと誰もいない。「マジか、、」

リアカーに売り物をのせて販売している店の人が近くにいたので話を聞くと、筋トレ民族が来るのは16時かららしい。そして到着したのは14時、つまり4時間待ち。しんどい思いをしてきたので、筋トレ民族を待つことにしました。

60分経過。

村人の姿は見えない。インドにも蚊はいるようで座って待っている俺のふくらはぎに蚊が寄ってくる。「ファック!」といってはつぶす作業をしてひたすら待つ。インドの暑さと湿度は人を狂わせる。

120分経過。

もう帰ろうか。いや、もうちょい待とう。いや、やっぱ帰ろうか。これを自問自答し続ける。

4時間経過。

約束の16時になった。なのに誰もいない。「帰ろうか。てか帰りたい。」帰ろうとしたところ、ラビシュさんにもうちょっと待ちましょう。といわれたので待つことに。。

村人発見!そして筋トレ開始!

広背筋を鍛える村人

17時。運動場に人の姿が!一気に団体で来ると思ったものの、その人数はぽつぽつと増えてきて17:30くらいになると20-30人ほどの人数になっていました。年齢層は12-18歳くらいまでの人とイメージと違いましたが、彼らがさっそく筋トレを始めたのです!

「そうそうコレコレ!この姿を見るために俺は来たんだよ!」と感動していました。人が筋トレしているだけなんですけどね。彼らがやっている筋トレは腕立て伏せと運動場につるしてあるロープを上るというもの。

そして、地面を耕している人もいる!地面を耕す?筋トレ?と思っていたら彼らはレスリングをはじめ出しました。叩きつけられても痛くないように地面を掘っていたわけですね。

なんでレスリング?

地面に水をかけて掘っているところ

「いや?なんでレスリング」と思ったのですが、どうやら彼らがメインでやっているのは筋トレではなくレスリングのようです。筋トレはあくまで補強運動でしかないらしく、日本でいうなら「街の体育館で習い事としてレスリングをしに来た人たち」みたいな感じでした。

インド人のコーチと思われる人が表れて「練習見に来たの?じゃあ君もやってみなよ!」ということでなぜかレスリングをやることになりました。私は中高で柔道をやってましたし、筋肉はあるしで「勝っちゃうよ!おれ勝っちゃうよ?」と自信満々に土俵についたのです。

筋トレ民族VS日本のボディビルダー

5:45秒から試合開始

全員細いので楽勝!と思いつつまずはウォーミングアップとして組み合い始めました。レスリングは背中をついたら負けというルールらしく何となくわかってきました。

そして、本番の試合開始!と思ったら私は地面にたたきつけられていました。何度も。思い出してみれば私は高校で柔道部だったんですが、ほぼ柔道してないんですよね。筋トレしかしてない。顧問がおらず柔道部そのものが機能してなかったでの部の行事といえば大会に出るだけ。もちろん練習をしてないので大会に出るたびに速攻で負ける。

インド人に投げられながら「あっこの感覚なつかしぃ~」と思いつつ負けを積み重ねていきました。敗北。

カバディをやっているグループも

カバディ少年たちと

レスリングを終えると、次はカバディをしようということになりました。そうなんです。同じ運動場でもレスリングをしているグループとカバディをしているグループがあるのです。学校の部活でいえば同じ運動場をシェアしている野球部と陸上部みたいな。

カバディって「カバディカバディカバディ、、、」って言い続けるスポーツでしょ?という感覚の人が多いと思いますが、カバディはインドの国技らしく盛んにおこなわれているようです。ルールを何となく説明してもらいつつ、やらせてもらいましたがこちらは優しい世界で、初心者の私に花を持たせてくれました。(詳細は動画で)

筋トレ村の人たちの収入の立て方

今回私があったのはインド人の青年たちでしたが、他にも練習場があるらしく大人たちも筋トレをしているようです。筋トレをしてガタイをよくした大人達はニューデリーのクラブのセキュリティとして生計を立てているようです。

実際にインド村に行った数日後にインドのクラブっぽいところに入ってみましたが確かにゴツイセキュリティがいたのでもしかしたら、筋トレ村の住人なのかもしれません。

因みに、インドのクラブで写真を撮ろうとした同じゲストハウスの知り合いが、ゴツいセキュリティから外につまみ出されていたので、コワイ思いをしたくない人はクラブでは写真を撮らないようにしましょう!

というわけで以上が私がみたインドの筋トレ村の姿でした!実際にみてみたい人は以下が筋トレ村のある場所なので参考にして下さい!というわけで今回は以上!オロッス!

因みに日本で筋トレ村を作る予定▼

インドの筋トレ村。現地に行くと投げ飛ばされた件
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