【男も知っておくべき】女性の月経周期(生理の特徴)とダイエットのポイント

この記事を書いた人

プロフィール写真

おおはらゆういち(パクチー大原)

1994年福岡県生まれ。「筋トレ仲間が欲しい」と思い、早稲田大学に入学。早稲田大学のボディビルコンテストで優勝し2016年度ミスター早稲田となる。卒業後は不動産の営業→フリーランスのトレーナーになる。現在は島根県の山奥で【筋トレ村】を作りつつセミリタイア生活を送っている。

オロッス!パクチー大原です!

今回は女性の月経とダイエットについて解説していきたいと思います。トレーナーの方でも意外と女性の生理についてしっかりと把握しているの人は少ないのではないでしょうか?この記事では女性だけでなく男性トレーナーにとっても有益となる月経とダイエットのポイントについて解説していきます。

月経周期

月経周期とは月経のあった最初の日を1日目とし、次の月経があるまでの期間のことを指します。

月経周期は25-38日を基本として、卵胞期(らんほうき)、排卵期、黄体期(おうたいき)、月経期の4つの期間に分類されます。この期間によって女性のコンディショニンの良し悪しやダイエットで体重が落ちにくい、落ちやすいが変わってきますのでそれぞれの期間の特徴を把握することが大切です。

この体重が落ちやすい時期、落ちにくい時期を把握しておくことでとるべき行動も変わります。以下では卵抱期、排卵期、黄体期、月経期のそれぞれの特徴と女性に起こる体の変化、ダイエットへの影響について期間ごとに解説していきます。

卵胞期

卵抱期とは卵巣の中にある卵子を育てる細胞(卵胞)を成熟させる期間です。私はつい最近まで卵巣で卵子ができていると思っていましたが、実際のところ卵巣→卵胞→卵子というように卵胞を成熟させる期間を経て卵子が作られます。

卵抱期の体調は月経周期なかでも良い時期に分類され、体重も落としやすくなります。この卵抱期の期間としては約13-14日です。

排卵期

排卵期では卵子が成熟した卵胞から飛び出します(排卵)。飛び出した卵子は卵管でキャッチされてから子宮へと向かいます。この卵子が子宮で精子と受精すれば着床(妊娠)、そうでなければ月経が起こりますい。この排卵から子宮に卵子が行きつくまでの時間は16-32時間で、この後は黄体期へと移ります。

この排卵の後に黄体期となり、女性の体に大きな変化が訪れます。

排卵期で起こる女性の症状

下腹部痛・出血・頭痛

黄体期

14日ほど続く黄体期では、卵子を育てていた卵胞が黄体という組織に変化します。黄体からはプロゲステロンというホルモンが分泌されます。このホルモンは子宮内膜を柔らかくして受精しやすいようにしたり、妊娠に備えて体温を0.3-0.5℃上昇させたりします。

黄体期では女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンの分泌量がともに増加し、体内に水分をため込むようになるため体重が1-2kg増加します。また体温が上がり基礎代謝が増えるため食欲が増えます。体内に水分がため込まれて体重が落としにくく、食欲も増加するため、この時期のダイエットは無理に体重を減らそうとするのではなく現状維持を心がけるとよいです。

また、この時期は体温上昇によって下記のような体の不調も多くなります。

黄体期に起こる女性の症状

むくみ・イライラ・腰痛・乳房痛・頭痛

下腹部痛・肌荒れ・体重増加・食欲亢進・眠気など

月経期

妊娠にそなえ厚くなっていた子宮内膜が剥がれ落ちることで月経期(3-7日)が始まります。この月経とともに黄体期で分泌量が多くなっていたプロゲステロンの分泌が低下し、0.3-0.5℃上昇していた体温も下がります。

体温の上昇がとまり、コンデションがよくなるかと思いきや別の体調を悪くする要素が現れます。それは月経痛です。月経痛は経血を子宮から排出するため、プロスタグランジンという生理活性物質が子宮を強く収縮させるために起こります。

この月経の期間は月経痛により一日の活動量が低下するため黄体期と同じくダイエットでは体重を落としにくい期間です。そのため体重を維持できていればいいという意識が大切です。運動をする場合でも無理のない範囲で行いましょう。

月経期に起こる女性の症状

下腹部痛・腰痛

基礎体温を測って月経周期を把握しよう

排卵後の黄体期では体温が上昇し、プロゲステロンとエストロゲンの分泌量も増え水分をためやすく体重が1-2kg増加することを説明しました。

ダイエットを行う上で何が原因で体重が落ちていないのかを把握することが大切であるため、ダイエット中は体温を測って自分が体温の高い黄体期にあるのか、それとも体温の低いそれ以外の時期にあるのかを把握しておきましょう。

黄体期で体重が落ちていなければ現状維持を心がけ、月経期を除くそれ以外の時期で体重が落ちていなければ運動量または食事量を変えるようにしましょう。

参考図書