はい、おなっすパクチー大原です!
今回はボディビルやフィジークの大会に出た人が、その後から急激に成長する現象の2つの要因について解説していきたいと思います。
大会に出ようか出ないか迷っているためには結論から言うと出たほうが良いのです。一時的に筋肉が減ってしまう?確かにそうですね、一時的に筋肉は減りますが、その後今以上の体を手に入れられるとしたらどうしますか?
大会に出場するとは、そのコンテストに出ること、勝つことだけがメリットになるのではないということを知ってもらえればと思います。
まず一つ目の成長の要因として
■インスリンの感受性

があげられます。
インスリンの感受性とは口から摂取した栄養を筋肉に送り込むのか、脂肪に送り込むのかを左右する重要なポイントです。インスリンの感受性が高いと栄養が筋肉の方に送り込まれやすく、インスリンの感受性が低いと栄養が脂肪へ送り込まれる割合が高くなります。
インスリンの感受性は体脂肪が多くなるにつれて低くなっていくため、一年中バルクアップをして体脂肪もかなり増やしている人は筋肉の成長が頭打ちになりやすくなります。(筋トレ歴一年以内の人は別)
一方、減量が終わった大会直後は体脂肪が非常に少ない状態のためインスリンの感受性が非常に高い状態となっており、その後にとる栄養が筋肉に送り込まれやすくしぼんでいた筋肉量も一気に戻っていきます。
大会後に急成長する理由はインスリンの感受性だけではありません。もう一つの要因が加わることで一気に成長していくのです。むしろこの2つ目の要因のほうが大きいかもしれません。
■気持ちが変わる

根性論!?と思われるかもしれませんが、そうです。根性論です。
鈴木雅さんのパーソナルトレーニングを受けた際に大会のための減量に入ったときにやる気スイッチをいれて(気持ちを切り替えて)やるとしっかりと体重は減っていくが、なんとなく食事の量を減らして〜という感じでは絞れないとおっしゃっていました。
逆にしっかりと気持ちを切り替えて減量に入った人は減量の初めは体重が減らなくても絞れてきたり(筋量がふえて体脂肪がへる)、減量後半に絞れたままの状態なのに体重が増える(筋肉量がふえる)現象もあるそうです。
この理由としては、気持ちを切り替えるとトレーニングの一回あたりの質または、1セットごとの粘りが変わってくるからです。摂取カロリーが消費カロリーを上回らないと増えないと言われている減量中でさえ筋肉が増えるのです。
大会を終えて、ボディビルやフィジーク競技で競い合えば、悔しさ、喜び、今回よりも次回はより良い体で必ず出てやろうという気持がでてくるため今までの増量中の気持ちとはあきらかに違った気持ちでトレーニングをしようとする気持ちになります。
気持ちが切り替わった状態でトレーニングするのでトレーニング自体質の高いものになりますし、「より成長するためには、勝つためにはどうすればよいのか」ということを模索するため、新しいことに取り組むという行動も起こすため新たなる成長を遂げる可能性がやはりグッと高くなります。
私の経験談としては大学二年生の時に関東学生ボディビル選手権に出場して微妙な順位のまま、前項く学生ボディビル選手権では予選おちという経験をしてから「あっ、、このまま同じトレーニングしててもダミだ。」とおもい、予選敗退後からボディビルらしいとれーにんぐという固定観念を捨てパワーリフティングのサイクルトレーニングを取り入れBIG3の挙上重量、筋量を一気に増やしました。
別にパワーリフティングのサイクルトレーニングをしろというわけですが、大会後はいったん今までの考えを白紙にして考え直し、あらたな方法も模索できるのです。
根性というか、やる気があるだけでその後どのような行動をとるのかも変わってくるのです。
■まとめ
いかがでしたでしょうか?コンテストに出ることによってその後の筋肉の成長のブーストをかけることができるのです。筋トレをしているなら筋肉は欲しいはず。コンテストはその筋肉を得るための強力な手段なのです。
もし仮にどちらか一つ選ぶならほんのわずかな筋肉の成長で満足しているのと、コンテストに出られることで得られる急激な成長のどちらを選びますか?