※この記事は五分以内に読めます。

はい、おなっす。福岡市中央区でパーソナルトレーナーをしているパクチー大原です。
まず以下のツイートをご覧ください。
「お酒を飲むと太る」といわれる理由をツイートをしてみると大きく反響がありました。
そのため今回は「どうすればお酒を飲みながらダイエットできるのか、体形を維持できるのか」「より詳しい、お酒を飲むと太るメカニズム」について紹介していきます。
断酒せずともダイエットや体型維持ができることが分かるので最後までご覧ください。
目次
お酒を飲むとなぜ太るのか。そのメカニズム

冒頭のツイートでは「アルコールは一緒に取った炭水化物を体脂肪に変換する作用を強める」と説明しています。
なぜアルコールは炭水化物を体脂肪に変換する作用を強めてしまうのでしょうか?それを理解するためにはまずアルコールが体にとってどのような影響を与えるのか知る必要があります。
・アルコールの毒性

アルコールは体内に入ると肝臓で分解されるのですが、その過程でアルコールはアセトアルデヒドと呼ばれる物質に変換されます。このアセトアルデヒドが毒性を持っており。二日酔いや悪酔いの原因となるのです。
アルコールは体にとって毒物なので、その時は体の機能の中でもアルコールの分解を優先的に行います。
・アルコールが太る理由
そのためアルコール摂取中は、摂取したエネルギーを燃焼と、人間の体の中で常に起こっている脂肪の分解が抑えられてしまいます。
その時に炭水化物や脂質といった高カロリーなものを摂取してしまうと、その時に摂取したカロリーは脂肪として蓄えられやすくなるのです。
これがお酒で太る理由です。
・蒸留酒ならOK?
以上の理由から巷ではアルコールを飲む際は発泡酒や日本酒ではなく、蒸留酒と呼ばれる糖質の含まれていないウイスキーやハイボール、焼酎を飲む人がいますが、蒸留酒を飲めば太らないわけではありません。
お酒を飲みながらダイエットするには
以下よりお酒を飲みながらダイエットや体型維持を行う方法について詳しく紹介します。
カロリーが大事

お酒を飲んだとしていても摂取カロリーが低ければ体重は落ちますし、高ければ体重は増えます。
お酒を飲む席での食べ物はナッツや揚げ物・炭水化物と油の合わせ技料理が多いので、カロリーのおおい食べ物は少量だけでも押さえておきましょう。
自宅でお酒を飲む場合は、食べ物のカロリーを計算&調整すると難なくダイエットできます。
ツマミはタンパク質

お酒のツマミは脂肪として蓄積されにくいタンパク質が望ましいです。
油と炭水化物は運動エネルギーとして主に使われる栄養素であるため、消化吸収しやすいだけでなく、体脂肪として蓄積されやすくなります。
例外として、一日の摂取カロリーを計算しておけばお酒を飲むときにも油や炭水化物を摂取してもOK。ただそういった計算がめんどくさい人は酒のツマミはたんぱく質メインの枝豆、エイヒレ、イカ焼き、脂質の少ない肉を食べたほうが無難です。
お酒は蒸留酒

お酒を飲むなら蒸留酒と呼ばれるハイボール・焼酎・ウイスキーを飲みましょう。炭水化物が含まれていないからです。
ただ、お酒に含まれる炭水化物を押さえても、食事で炭水化物をたくさん食べては意味がないのでご注意を。意外とやりがちです。
飲みすぎない
お酒は毒物であることを説明しました。これを飲みすぎると体に負担がかかり、体調や代謝が悪くなることで太りやすくなってしまいます。お酒を飲む場合は体調を崩さない範囲を。ビールやハイボールなら二杯、ウイスキーや焼酎なら一合までを目安にしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
お酒はそのものが太る原因となるというよりも、摂取カロリーの多い太る食事をしていたら、脂肪の蓄積を助長させる作用があるのです。
これを理解するとお酒と一緒に食べる食べ物や、一日に摂取するカロリーを調整するとダイエットや体重の維持が可能になるので、「自分がどれくらいのカロリーをとっているのか」を気にしてみるとよいです。
カロリー計算がめんどくさい場合は、「お酒のツマミはたんぱく質」を徹底しましょう。
参考文献
脂肪性肝疾患の頻度に及ぼすアルコール摂取の影響
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kanzo/51/9/51_9_501/_article/-char/ja