【YOUTUBEでは学べない】筋トレをする人におすすめの本

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おおはらゆういち(パクチー大原)

1994年福岡県生まれ。「筋トレ仲間が欲しい」と思い、早稲田大学に入学。早稲田大学のボディビルコンテストで優勝し2016年度ミスター早稲田となる。卒業後は不動産の営業→フリーランスのトレーナーになる。現在は島根県の山奥で【筋トレ村】を作りつつセミリタイア生活を送っている。

はい、おなっす。福岡市中央区でパーソナルトレーナーをしているパクチー大原です。

突然ですが、皆さんは筋トレは本から学んでいますか?YOUTUBEで十分だと思っていませんか?

YOUTUBEでも基本的なことは学べるのですが、発信者側の立場になるとYOUTUBEで奥深すぎる話をすると再生回数が稼げないため、基本的なことを中心に広く浅く解説しています。

つまり筋トレに役立つ情報であっても奥深い情報はYOUTUBEからでは学びにくいのです。

今回の記事ではYOUTUBEでは学べない、基礎知識+αの情報が得られる本を紹介します。より成長したい、停滞を抜け出したい、体系的な知識を得たいという方は以下の本を参考にしてみるとよいです。

買って読むだけで効果が出る筋トレの本

まず最初に筋トレをする上で絶対に読んで欲しい書籍を紹介します。

鈴木雅パーフェクトブック

この本はボディビルの日本チャンピオンだけでなく、世界チャンピオンにもなった鈴木雅さんの書籍です。

トレーニング雑誌で鈴木雅さんの記事を読んだことがある人は分かると思いますが、知識の深さや学んだことをすぐトレーニングに落とし込める点で群を抜いており、鈴木雅さんの記事がないとその雑誌を買う気にならないほどです。

そんな鈴木雅さんのトレーニングに対する考え方、実際のトレーニング方法、食事やダイエットの仕方を体系的に学ぶことができるのがこちらの本になっています。

スターティングストレングス

「なぜこの動作が狙った部位に効いたのか、なぜこの動作が狙った部位に効かないのか」を理解することができるのがこの書籍です。

筋トレで必要な知識は、解剖学、栄養学、生理学が思いつくと思いますが、運動力学も重要です。

トレーニングのフォームは解剖学と運動力学の掛け合わせで考えていきます。ここを理解していないと非効率で時間とジム代を無駄にするトレーニングになってしまうので、筋肉をどんどん成長させていきたい人は必ず読んで欲しい書籍です。

身体運動の機能解剖

解剖学は言うまでもなく筋トレをする上で重要な知識です。

筋トレのフォームは解剖学と運動学の掛け合わせで考えていくため、解剖学を理解していないと筋肉に効かない非効率なトレーニングになってしまいます。

解剖学の書籍の中でもこの身体運動の機能解剖はスポーツ指導者からセラピストにわたって広く読まれている名著であり、ボディビル日本チャンピオンの鈴木雅さんもこの書籍で解剖学を学んでいると言っていました。

ウエイトトレーニング実践編

YOUTUBEを見ている人ならご存知の山本義徳さんの書籍です。

YOUTUBEより詳しく解説しているので+αの知識が学びたい人はこの書籍を読んでみるといろいろと発見があります。

ダイエットや食事に関する筋トレの本

以下より栄養学とダイエットについて深く学べる本を紹介します。

アスリートのための分子栄養学

この書籍ではそれぞれの栄養素が運動を行う上でどんな影響を与えるのかわかりやすく解説されています。

この書籍を読むことで漠然と体にいいといわれている食材や栄養素がなぜ良いのか、実際はどうなのかを体系的に理解することができます。

除脂肪メソッド

ホンマでっか!TVでおなじみのバズーカ岡田先生の書籍です。筋トレ×ダイエットの書籍は意外と少なく、筋肉を残しながらダイエットをするにはどうすればいいのか、停滞がくればどうすればいいのかが分かりやすく書かれた書籍になっています。

体重が停滞した時に振り返りも兼ねて読んで欲しい本。

無敵の筋トレ食

ダイエットを行う上で力の抜きどころを理解しておらず、無駄にキツイことをして挫折している人がいます。

そういった方に読んで欲しいのがこの本。ダイエットではこうすればお菓子も食べていい、外食もしていいというキツイダイエットをしていた人にとっては常識を覆される内容になっている。

アスリートのための最新栄養学

筋トレか界隈で一番栄養学に詳しいのは山本義徳さんと言えるくらい、栄養学の知識と参考文献が豊富に記載されている。本の内容は専門的すぎて読みにくいが、余力があれば読んで欲しい。まず買ってみる場合は太い黒文字で書かれていることを先に覚えるようにするとよい。

より詳しいことを学ぶ場合におススメの筋トレ本

ここでは筋トレ上級者・マニアになりたい人向けの本を紹介します。

石井直方の筋肉の科学

筋肉博士でおなじみの石井直方先生の書籍で筋肉には遅筋と速筋があるがそれぞれどのようなトレーニングをすると発達するのかといったマニアックな知識を学ぶことができる。

アナトミートレイン

筋トレ界隈で有名な鈴木雅さんや、本野式トレーニングを提唱している本野卓士さんのトレーニングとも関係しているのがこのアナトミートレインという本だ。

この書籍では筋膜と筋膜による筋肉の繋がりについて詳細に書かれており、トレーニングに応用できる知識や、リカバリーに関する知識を学べる。

めちゃくちゃ難しくて読みにくいが、その分だけの対価を得ることができる。

コンディショニング改善エクササイズ

効くトレーニングをすることは大切だが、効きやすくなる体を作ることも大切だ。

この書籍では姿勢を観察することでどこにエラーがあるのかを見極め、どう改善してくのかが示されている。効きやすい体を作るというのは盲点になりがちだが、非常に有用な考え方なのでコンディショニング改善にも目を向けて欲しい。

ピーキングのためのテーパリング

超回復が存在すると思っている人にはぜひ読んで欲しい書籍。

トレーニングプログラムを自分で作成する上で参考になる。パワーリフティングを行っている人は特に。

4スタンス理論バイブル

これはパワーリフティングで有名な三土手大介さんや、ボディビルやフィジーク選手の育成トレーナーとして有名な本野卓士さんの指導内容の源流といえる考え方が学べる。

本の内容は、人には4つのタイプがありそのタイプに合わせてトレーニングの動きも変えていく必要があるという考え方が学ぶことができ、トレーニングフォームの幅を広げられる考え方を学ぶことができる。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

筋トレの知識はおろそかにされがちですが、知識を学んだからこと思いっきり成長することができることもあるので、ぜひとも自分を成長させるために今回紹介した本を手に取ってみてください。

私が知識を得ることで急成長したエピソードはこちら↓